
SNSを通し、新しい趣味を開拓して楽しんでいた男児。しかし、ある動画に夢中になったせいで大変な事態に陥ったことを、『New York Post』など海外メディアが報じている。
■優しい性格だった男の子
米国・コロラド州で暮らしていたある男の子(12)は、とても優しく正義感も強かった。病気の人がいると知れば祈り、学校で誰かがイジメを受けていれば果敢に立ち向かう。
困っている人がいたら真っ先に手を差しのべるタイプだったことから、家族もその姿勢に感心していたのだという。
また普段はインターネットが好きで、様々な動画を見て楽しんでいた。好きな動画を見つけ視聴することで、幼いながらもいろいろなことを吸収していたようだ。
関連記事:母親の惨事に息子が失神 強烈なママ愛判明のいたずら動画に大反響
■危険動画で狂った運命
インターネットに夢中になった男の子は、たびたびSNSを利用し趣味を広げるように。その影響は大きく、いつの間にか料理、ギター、さらには演技にまで興味を持ち取り組むようになった。
その一方で男の子はTikTokにはまり、失神チャレンジ(ブラックアウトチャレンジ)と呼ばれる動画にも熱中するように。気絶するまで窒息に耐えるというひたすら危険なチャレンジ動画だが、男の子は魅了され、「僕もやってみたい」と思うようになった。
■まさかの脳死宣告
3月22日のこと、男の子は靴紐を使いこの危険な遊びに挑戦。首を絞め上げどれだけ長く息を止めていられるか試したとみられているが、結果は悲惨で、男の子はバスルームの床に倒れたまま全く動けなくなった。
双子のきょうだいに発見され、病院に搬送された男の子。しかし手遅れの状態で、医師団は家族に「すでに脳死状態です」「お別れを言う準備をしてください」と告げるしかなかったという。
■家族の嘆き
父親によると、男の子は意識不明になる数日前に、「1分間も息を止めたままでいられるんだ」と自慢していたのだという。父親らは男の子の身に起きたことが警鐘になることを望んでいると地元メディアに話し、「でも息子は頑張っています」「まだ諦めたくはありません」とも述べた。
TikTokの危険動画を真似したせいで起きた事故はこれが初めてではなく、未成年の死亡が報じられたこともあった。子供のネット利用状況をある程度は把握していても、全てに目を光らせておくことは難しい。
それでも真似してはいけない危険な動画が溢れていること、また一歩間違えれば死に至るケースもあることを、親・保護者は普段から子供に伝えておく必要がある。
・合わせて読みたい→45メートルの崖っぷちで我が子を記念撮影 非常識な父親に批判殺到

(出典 news.nicovideo.jp)
『過激動画の真似をして
どこまで耐えられるか』という
危険なものが多過ぎる。
親の管理体制もですが、
安易に『命』を縮める行為は
絶対にしないでほしい。
<このニュースへのネットの反応>
【【警鐘】12歳男児が『失神チャレンジ』で脳死状態に・・危険動画で運命を狂わせないで】の続きを読む